会社を辞めて妻と過ごす時間を増やしてみた

30歳、純日本的な一部上場企業を退職。一度人生をゆっくり考え直すために妻との長い夏休みをとってこれからの生き方について考えてみる。夫婦で行く旅の記録や、二人で過ごす時間を作るための働き方について日々感じたことを綴る記録です。

葛飾と入道雲

台風が来ていますね。

 

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昨日撮った写真ですが、こんなに綺麗に入道雲が見えたのは初めてかもしれません。

 

妻と飼い犬の散歩に出て河川敷を歩くのですが、葛飾区はこんな感じのちょっと昭和感?が残る風景がノスタルジックで良いです。

電線萌えの方には良い街ですね。

 

この風景にグッと来た方がいたら、住んでいる葛飾区の街の話をもう少し。

 

「月曜から夜更かし」で話題の小岩駅が最寄駅になるのですが、住みたくない街ランキング上位なんてとんでもありません。確かに、駅前の空気は異様ですが、ちょっと離れればのどかな下町の人情味あふれる暮らしがあります。

私は30歳なので、すでに近所付き合いなど好まない世代であり、名古屋で一人暮らしをしていた時も、こちらに引っ越して来た時もそんなことは面倒臭いと思っていたクチですが、葛飾区での暮らしの中には近所付き合いがかなりあります。自分でも意外です。

 

住み始める前は、妻の両親、会社の同僚、上司などあらゆる人から住むことを反対された小岩。

ディープなとこ住むねぇ〜、やめたほうがいいんじゃない?あんな治安の悪いとこ奥さん可哀想じゃない?ヤバイ場所って聞いてるけど。

みんなそんなことを口々に言いますが、どれもこれも結局住んだことある人の意見ではないんですよね。

 

住んでわかる小岩の良さ。

確かに、駅前は東南アジアみたいな怪しいマーケットがあるし、インド人がストリートライブやってるし、パチンコ屋とスナックだらけだし、変な人いっぱいだし、中国人同士の殺人事件も起きるし、お隣の新小岩ではよく電車が止まるけど。

物価は安いし、家賃も安い。多国籍な美味しいお店はあるし、本格中華の材料が売ってる中華人向けスーパーはあるし、韓国スーパーもあるし、ちょっと駅前を離れれば静かなもの。

暖かくて頼りになる街の番長みたいなご近所さんが釣りに連れていってくれたり、妻と旅行に行く間も何も言わなくても花壇に水やりしていてくれたり、犬の飼い主の集会があったり良いところがいっぱいです。

 

住めば都とはよく言いますが、人間環境にだんだん適応していくもの。

一人暮らしの経験のなかったお嬢だと思っていた妻も、スーパーの半額シール列に並ぶくらい逞しくなりました。

小岩良いとこ一度はおいで。

総武線沿線への引越しをご検討中の方、先入観だけで判断せずに、ディープタウン小岩もハナから選択肢に外さずに一度訪れて見てはいかがでしょうか?

 

でも自転車停めとくとよく壊れます。